アースダイバーマップBis Earth Diver Map Bis : 多摩美術大学 中沢新一ゼミ + 首都大学東京 渡邉英徳ゼミ

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アースダイバーマップbis


「アースダイバーマップbis」は、多摩美術大学中沢新一ゼミ(ブリコラージュ設計)×首都大学東京大学院「インダストリアルアートプロジェクト演習」+渡邉英徳研究室有志のコラボレーションによるプロジェクトです。”縄文地図を片手に、東京の風景が一変する散歩の革命へ。見たこともない、野生の東京が立ち上がる。誰も書かなかった東京創世記。”──中沢新一著「アースダイバー」のコンセプトを、2010年のデジタル地球儀テクノロジーを活用して再考します。さまざまなデータをユーザ自身がマッピングし、地図を拡充するためのオンラインイベントも開催していきます。

アースダイバーマップBisの制作にあたって

 このEarth Diver Map Bisは中沢新一著「アースダイバー」(講談社、2005)から派生したプロジェクトです。

 かつて海水面が現在より上昇していた時代、東京はその半分以上が海に沈んでいました。残された陸地はフィヨルドのような複雑な入り江と岬を形成し、縄文人はそこで暮らしを営んでいたのです。その時代のことを縄文海進期と呼びます。洪積層と沖積層の分布から大まかに想像した当時の海岸線を現代の地形と重ね合わせてみると様々な発見がありました(詳しくは「アースダイバー」をお読み下さい)。この視点から東京という都市を歩き、改めて東京を捉えなおした結果、縄文人の思考が現代の東京に未だに影響を与え続けている事がわかったのです。


 今回、このEarth Diver Map Bisでは「アースダイバー」の発想をもとに、縄文海進期の海を青、砂州を黄色、陸地を無色でそれぞれGoogle Earth上に表現しました。更に、縄文時代と現代の繋がりを想像する手助けとして縄文遺跡と現代の主要な宗教施設をマッピングしています。しかし、これだけではこの地図はまだ完成形とは言えません。縄文人の感覚は発掘調査によって出土する遺跡から想像するしかありませんが、現代の「東京」は実際に歩いてみることができます。暮らしている人々の感覚をインターネットを通じて知る事も発信する事もできます。縄文人の感覚と現代人の感覚を繋ぐこの地図を完成させる為に、ぜひこのサイトにアクセスして下さった皆様に協力して頂きたいのです。私たちが用意したのはいわば白地図です。この地図の空白が皆様の手によって埋まっていくとき、そこには今まで見た事のない地図が浮かび上がってくると私は信じています。まずは、東京23区から。

多摩美術大学 中沢新一ゼミ 五十嵐丈鑑

制作メンバー

原案
  • 中沢新一
  • 深澤晃平
多摩美術大学 中沢新一ゼミ(ブリコラージュ設計)
  • 五十嵐丈鑑(芸術学科3年)
  • 山田ゆず子(芸術学科4年)
取材協力
  • 芸術人類学研究所
  • ブリコラージュ設計 有志
指導
首都大学東京大学院「インダストリアルアートプロジェクト演習」+渡邉英徳研究室有志
  • 高田健介(大学院システムデザイン研究科1年)
  • 勝田亜加里(大学院システムデザイン研究科1年)
  • 高田百合奈(システムデザイン学部4年)
制作総指揮
  • 渡邉英徳(システムデザイン学部准教授)

Google Earth版
Google Maps版